「木造とRC造の違いってなに?」最近お客様からこんな質問をよくいただきます。
聞いたことはあるが知ってるようで知らない建物構造のメリット、デメリット。
他にも木造・鉄骨造・RC造・SRC造など種類があります。お引越しの際に家賃や間取りとは別に構造も条件として見てみましょう。
構造の種類
『 建物構造』とは、建築物の骨組みに使用されている建築材料を指します。
代表的な建物構造としては、以下の8つが挙げられます。
・木造(W造)
・アルミ造(AL造)
・軽量鉄骨造(S造)
・重量鉄骨造(S造)
・鉄筋コンクリート造(RC造)
・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
・コンクリート充填鋼管構造(CFT造)
・コンクリートブロック造(CB造)
この8種類の建物構造から代表的な4種類について
メリット・デメリット別に見ていきましょう。
代表的な建物構造としては、以下の8つが挙げられます。
・木造(W造)
・アルミ造(AL造)
・軽量鉄骨造(S造)
・重量鉄骨造(S造)
・鉄筋コンクリート造(RC造)
・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
・コンクリート充填鋼管構造(CFT造)
・コンクリートブロック造(CB造)
この8種類の建物構造から代表的な4種類について
メリット・デメリット別に見ていきましょう。
①木造(W造)
日本の伝統的な造り方であること。
神社や仏家のように全て木造の技術で建物の柱や梁が木で作られているのが木造です。
2階建ての木造アパートが想像できるでしょう。
神社や仏家のように全て木造の技術で建物の柱や梁が木で作られているのが木造です。
2階建ての木造アパートが想像できるでしょう。
◎低賃料で広く、通気性抜群
◉メリット
・賃料を抑えることができる
日本は木に恵まれていることから材料コストが低いため
低賃料で住めることが出来ます。
・広く見える
鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べて柱や梁がないため
同じ25㎡でも広く感じることが出来ます。
・通気性がある
木造は通気性が高く、ほかの構造に比べて風通しが良くなる傾向にあります。
特にワンルーム物件の場合、気密性が高すぎると室内に湿気がたまりやすくなったり
冬などは結露の原因になってしまうこともよくあります。
木造であれば、通気性が高いため窓枠などに水滴が溜まったり、
それによって結露してカビが生えてしまうということもほとんどありません。
・賃料を抑えることができる
日本は木に恵まれていることから材料コストが低いため
低賃料で住めることが出来ます。
・広く見える
鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べて柱や梁がないため
同じ25㎡でも広く感じることが出来ます。
・通気性がある
木造は通気性が高く、ほかの構造に比べて風通しが良くなる傾向にあります。
特にワンルーム物件の場合、気密性が高すぎると室内に湿気がたまりやすくなったり
冬などは結露の原因になってしまうこともよくあります。
木造であれば、通気性が高いため窓枠などに水滴が溜まったり、
それによって結露してカビが生えてしまうということもほとんどありません。
✖️耐久性、耐火性、防音性に弱い
◾️デメリット
・耐久性、耐火性、防音性に弱い
木造には梁がなくて通気性がよい反面、壁が薄く気密性が低いため、それによる「音漏れ」が最大のデメリットになります。
鉄骨や鉄筋コンクリートに比べると、壁や床の振動がそのまま隣接している部屋に伝わりやすくなってしまうため
音漏れのリスクが高くなってしまいます。
・耐久性、耐火性、防音性に弱い
木造には梁がなくて通気性がよい反面、壁が薄く気密性が低いため、それによる「音漏れ」が最大のデメリットになります。
鉄骨や鉄筋コンクリートに比べると、壁や床の振動がそのまま隣接している部屋に伝わりやすくなってしまうため
音漏れのリスクが高くなってしまいます。
②鉄骨造(S造)
柱や梁といった骨組に鉄骨を使っている建物のこと。
こちらも木造と同様に2階建てアパートが想像できるでしょう。
鉄骨には軽量鉄骨と重量鉄骨の2種類あり、大きな違いは鋼材の厚みです。
一般的には
厚さ6mmを超える鋼材を使っていれば重量鉄骨
それより薄いと軽量鉄骨と呼ばれています。
軽量鉄骨はアパートなどで使われ、重量鉄骨は高層マンションなどの大規模な建築物に使用される場合が多いです。
こちらも木造と同様に2階建てアパートが想像できるでしょう。
鉄骨には軽量鉄骨と重量鉄骨の2種類あり、大きな違いは鋼材の厚みです。
一般的には
厚さ6mmを超える鋼材を使っていれば重量鉄骨
それより薄いと軽量鉄骨と呼ばれています。
軽量鉄骨はアパートなどで使われ、重量鉄骨は高層マンションなどの大規模な建築物に使用される場合が多いです。
◎賃料は木造には劣るが、耐震性は良い
◉メリット
・賃料を抑えることができる
木造よりかは高くなりますが、鉄筋コンクリート造よりかは低く住めることが出来ます。
・木造よりか耐震性がある
木材に比べて鉄骨は強度が高いため耐震性の面では、木造と比べて鉄骨造は安全性が高いと言えます。
鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の方が、さらに耐震性は高くなりますが家賃も高くなるので
どこまで求めるのかを明確にしておきましょう。
・賃料を抑えることができる
木造よりかは高くなりますが、鉄筋コンクリート造よりかは低く住めることが出来ます。
・木造よりか耐震性がある
木材に比べて鉄骨は強度が高いため耐震性の面では、木造と比べて鉄骨造は安全性が高いと言えます。
鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の方が、さらに耐震性は高くなりますが家賃も高くなるので
どこまで求めるのかを明確にしておきましょう。
✖️木造と同じく 防音性、耐震性に弱い
◾️デメリット
・通気性がない
鉄骨造は木造と比べると、湿度の調整がしづらい建物なので、結露が発生しやすい傾向があります。
ただし、壁などに使われる材質に調湿性の高いものを使用している場合は、ある程度湿度調整をしてくれます。
結露はカビの原因になってしまうので、きちんと対策すれば大丈夫です。
料理をしたり洗濯物を部屋に干したりして部屋の湿度が高くなった場合は、換気扇をこまめに回すなどして
部屋の中の湿気をなるべく外に逃がすようにしましょう。
・防音性に弱い
木造に比べると防音性に優れているが、隣部屋のドアの開閉や話し声がやや聞こえることがあります。
角部屋や最上階に住むことで少しは気にするこはなくなります。
また、家財の配置で壁側に収納棚を置くことで軽減されます。
・揺れに弱い
鉄骨は鉄の粘り強さがるものの、地震の揺れを吸収して揺れるが耐震性は優れています。
地震に備えて突っ張り棒などで耐震に備えるべきです。
・通気性がない
鉄骨造は木造と比べると、湿度の調整がしづらい建物なので、結露が発生しやすい傾向があります。
ただし、壁などに使われる材質に調湿性の高いものを使用している場合は、ある程度湿度調整をしてくれます。
結露はカビの原因になってしまうので、きちんと対策すれば大丈夫です。
料理をしたり洗濯物を部屋に干したりして部屋の湿度が高くなった場合は、換気扇をこまめに回すなどして
部屋の中の湿気をなるべく外に逃がすようにしましょう。
・防音性に弱い
木造に比べると防音性に優れているが、隣部屋のドアの開閉や話し声がやや聞こえることがあります。
角部屋や最上階に住むことで少しは気にするこはなくなります。
また、家財の配置で壁側に収納棚を置くことで軽減されます。
・揺れに弱い
鉄骨は鉄の粘り強さがるものの、地震の揺れを吸収して揺れるが耐震性は優れています。
地震に備えて突っ張り棒などで耐震に備えるべきです。
③鉄筋コンクリート造(RC造)
鉄筋とコンクリートがお互いの弱点を補強し合う造りのこと。
高層ビルより中低層の建物使われています。
3階以上のオートロック付きやエレベーターが備わっている
言わばよく見かけるマンションが想像できるでしょう。
高層ビルより中低層の建物使われています。
3階以上のオートロック付きやエレベーターが備わっている
言わばよく見かけるマンションが想像できるでしょう。
◎防音性、耐震性は良い
◉メリット
・防音性に優れている
木造や鉄骨造に比べ、鉄筋コンクリート造は非常に壁が厚く、また二重床二重天井になっている場合もあるため
防音性能に優れています。
・耐震性に優れている
地震の揺れを直接受け止める「耐震性」の他に
建物の下に積層ゴムを入れて、地震の揺れを建物に伝えないようにする「免震性」
ダンパーによって建物に伝わった揺れを吸収する「制震性」
など、地震の揺れを軽減する様々な性能に優れていると言えます。
・防音性に優れている
木造や鉄骨造に比べ、鉄筋コンクリート造は非常に壁が厚く、また二重床二重天井になっている場合もあるため
防音性能に優れています。
・耐震性に優れている
地震の揺れを直接受け止める「耐震性」の他に
建物の下に積層ゴムを入れて、地震の揺れを建物に伝えないようにする「免震性」
ダンパーによって建物に伝わった揺れを吸収する「制震性」
など、地震の揺れを軽減する様々な性能に優れていると言えます。
✖️性能はいいが家賃が上がる
◾️デメリット
・室内が狭くなる
梁や柱が室内に出っ張りやすいため、室内空間がほかの構造に比べて狭くなる傾向があります。
特にワンルームの場合は図面や写真で見るよりも狭く感じることがあるため内見中はしっかり確認しましょう。
・家賃が高い
木造や鉄骨造よりもコンクリートを流し込む作業や材料費が上がるため高コストになる。
・高層階には合わない
タワーマンションに住みたい方は、鉄筋コンクリート造ではないために
鉄骨鉄筋コンクリート造を選びましょう。
・室内が狭くなる
梁や柱が室内に出っ張りやすいため、室内空間がほかの構造に比べて狭くなる傾向があります。
特にワンルームの場合は図面や写真で見るよりも狭く感じることがあるため内見中はしっかり確認しましょう。
・家賃が高い
木造や鉄骨造よりもコンクリートを流し込む作業や材料費が上がるため高コストになる。
・高層階には合わない
タワーマンションに住みたい方は、鉄筋コンクリート造ではないために
鉄骨鉄筋コンクリート造を選びましょう。
④鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造)
鉄骨の粘り強さとRCの耐久性を両方兼ね備えていること。
高層階のタワーマンションや頑丈そうなビルが想像できるでしょう。
高層階のタワーマンションや頑丈そうなビルが想像できるでしょう。
◎RC造よりさらに頑丈な造りに
◉メリット
・タワーマンション(高層階)に合う構造
鉄筋コンクリート造より鉄骨が組み込まれているため強度が増していることから
安心して高層階から眺望を楽しむことが出来ます。
・防音性に優れている
木造や鉄骨に比べ、鉄筋コンクリートは非常に壁が厚く、また二重床二重天井になっている場合もあるため
防音性能に優れています。
・耐震性に優れている
地震の揺れを直接受け止める「耐震性」の他に
建物の下に積層ゴムを入れて、地震の揺れを建物に伝えないようにする「免震性」
ダンパーによって建物に伝わった揺れを吸収する「制震性」
など、地震の揺れを軽減する様々な性能に優れていると言えます。
・タワーマンション(高層階)に合う構造
鉄筋コンクリート造より鉄骨が組み込まれているため強度が増していることから
安心して高層階から眺望を楽しむことが出来ます。
・防音性に優れている
木造や鉄骨に比べ、鉄筋コンクリートは非常に壁が厚く、また二重床二重天井になっている場合もあるため
防音性能に優れています。
・耐震性に優れている
地震の揺れを直接受け止める「耐震性」の他に
建物の下に積層ゴムを入れて、地震の揺れを建物に伝えないようにする「免震性」
ダンパーによって建物に伝わった揺れを吸収する「制震性」
など、地震の揺れを軽減する様々な性能に優れていると言えます。
✖️RC造よりさらに家賃が
◾️デメリット
・室内が狭くなる
梁や柱が室内に出っ張りやすいため、室内空間がほかの構造に比べて狭くなる傾向があります。
特にワンルームの場合は図面で見るよりも狭く感じることがあるため内見中はしっかり確認しましょう
・家賃が高い
木造や鉄骨造よりもコンクリートを流し込む作業や材料費が上がるため高コストになる。
・室内が狭くなる
梁や柱が室内に出っ張りやすいため、室内空間がほかの構造に比べて狭くなる傾向があります。
特にワンルームの場合は図面で見るよりも狭く感じることがあるため内見中はしっかり確認しましょう
・家賃が高い
木造や鉄骨造よりもコンクリートを流し込む作業や材料費が上がるため高コストになる。
まとめ
物件探しをする際に『 建物構造』から探す人は少ないと思います。
主な条件としては
・家賃はいくらまでか
・駅から歩いてどのくらいか
・間取りはこの形で
・デザイナーズマンションなのか
など希望で絞って検索して
最後に複数の物件が候補にあった際に
どれも同じ条件だった場合、ご自身のライフスタイルに合わせて決めればいいと思います。
主な条件としては
・家賃はいくらまでか
・駅から歩いてどのくらいか
・間取りはこの形で
・デザイナーズマンションなのか
など希望で絞って検索して
最後に複数の物件が候補にあった際に
どれも同じ条件だった場合、ご自身のライフスタイルに合わせて決めればいいと思います。
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筆者:店長 伊藤
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